年齢とともに気になり始めるフェイスラインのたるみ。最近では、若い世代でもスマホやデスクワークによる姿勢の悪化が影響し、早くからフェイスラインのゆるみを感じる方が増えています。そこでおすすめなのが、エステで受けられるフェイスライン引き締め施術です。今回は、たるみの原因やエステ施術の内容、日常でできる予防策まで詳しくご紹介します。
フェイスラインがたるむ原因
フェイスラインのたるみは、日々の生活習慣や加齢の影響によって少しずつ進行していきます。たるみの主な原因を知ることで、予防やケアもしやすくなります。
表情筋の衰えと姿勢の悪さ
表情筋は、食事中や会話中に使われるものの、日常的にすべての筋肉を十分に動かしているわけではありません。例えば、無表情で過ごす時間が長かったり、柔らかい食べ物ばかり食べる習慣が続くと、口周りや頬、あごの筋肉が徐々に衰えていきます。筋肉が衰えることで皮膚や脂肪を支えきれなくなり、フェイスラインのたるみが進行します。さらに、猫背や前傾姿勢で長時間スマホやパソコンを操作すると、首が前に出ることであご下の筋肉が緩み、二重あごやたるみが悪化しやすくなります。
特にデスクワークが多い方や、長時間スマホを見る習慣がある方は意識的に姿勢を正すことが重要です。
むくみ・脂肪の蓄積
塩分の多い食事やアルコールの摂取、運動不足などが続くと、体内の水分バランスが崩れ、顔に余分な水分や老廃物が溜まりやすくなります。朝起きたときに顔がパンパンにむくむのは、まさにこの状態です。
むくみが慢性化すると、皮膚が伸びてしまい、弾力を失ってたるみの原因となります。また、体重の増加によってフェイスラインやあご下に脂肪が蓄積すると、シャープだった輪郭がぼやけ、二重あごや頬のたるみが目立ちやすくなります。食生活の見直しや適度な運動、マッサージなどでむくみと脂肪の蓄積を防ぐことが大切です。
エステでできる引き締め施術
フェイスラインのたるみはセルフケアだけで改善が難しいこともあります。エステでは専用の機器や技術を使い、より効果的に引き締めを目指す施術が受けられます。
ラジオ波・EMSによる筋肉刺激
ラジオ波（RF）は肌の奥に熱を届けてコラーゲンの生成を促し、肌のハリを高めます。EMS（電気的筋肉刺激）は表情筋を直接刺激し、筋肉を引き締める作用があります。これらを組み合わせることで、たるんだフェイスラインに立体感を取り戻し、小顔効果も期待できます。
リンパマッサージで老廃物排出
リンパマッサージでは、老廃物や余分な水分を流すことでむくみを改善し、すっきりとしたフェイスラインに導きます。血行も促進されるため、肌のくすみ改善やリラックス効果も得られます。定期的に施術を受けることで、たるみの進行を抑えるサポートになります。
日常ケアでたるみ予防
エステでのケアに加え、日常生活でもたるみ予防を意識した習慣を取り入れることで、効果を長持ちさせることができます。
スマホ姿勢を見直す
スマホを操作する際、多くの人が無意識に首を前に突き出した姿勢を取ってしまいがちです。この「ストレートネック」と呼ばれる状態が続くと、あご周りや首まわりの筋肉が緩み、フェイスラインが下がりやすくなります。
スマホを操作するときは、画面の位置を顔の高さまで持ち上げ、なるべく首を前に出さずに操作することを意識しましょう。また、デスクワークでも画面の位置を目線の高さに合わせ、背筋を伸ばす姿勢を心がけると、顔だけでなく全身のたるみ予防にもつながります。
自宅でできる表情筋トレーニング
顔の筋肉は普段の生活では意外と使われていない部位が多く、意識的に動かさないと衰えやすい部分です。例えば、「あ・い・う・え・お」とはっきり大きく口を動かして発声する練習は、口元や頬の筋肉をまんべんなく鍛えることができます。また、鏡の前で口角を限界まで引き上げて10秒キープする練習や、頬を膨らませて左右に動かすトレーニングもおすすめです。
さらに、舌を出して上・下・左右に大きく動かすと、あご下やフェイスラインの筋肉も効果的に刺激されます。毎日2～3分程度の簡単なエクササイズを継続するだけでも、顔全体の引き締め感が変わってきます。
まとめ
フェイスラインのたるみは、生活習慣の見直しとエステでの専門的なケアを組み合わせることで、しっかりと改善や予防が可能です。ラジオ波やEMS、リンパマッサージなどの施術は即効性と持続性が期待できるため、早めのケアを始めることがポイントです。日頃の姿勢や表情筋トレーニングも取り入れて、引き締まったフェイスラインをキープしましょう。
